バルサ新監督、”メッシ残留”へグアルディオラ監督に相談 「数多く接触」と明かす

注目されるメッシの去就 クーマン監督へ託された使命「バルセロナはメッシ」
バルセロナの今夏のオフシーズン最大のトピックは、大エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの去就になっている。ロナルド・クーマン新監督に対してメッシが退団の可能性があることを伝えたとの報道が大きく報じられるなかで、クーマン監督はあくまで“メッシ残留”に向けて、かつてのメッシの恩師であるマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督ともコミュニケーションを取っているようだ。
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スペイン紙「マルカ」はオランダメディア「NOS」が実施したクーマン監督へのインタビューを引用している。そこにはメッシについて以下のように話したと伝えている。
「私は今、ペップ・グアルディオラと数多く接触していて、メッシと一緒に仕事をすることは素晴らしいことだとペップ自身も話している。メッシは勝者であり、彼自身勝てない状況にあれば不満を抱く。私はここからうまくいくことを確認しないといけない。バルセロナはメッシなのだから」
マンチェスター・シティはその豊富な資金力もあって、パリ・サンジェルマンなどとともにメッシの移籍候補先の1つとして挙がっている。それもバルサ黄金時代を築き上げたグアルディオラ監督のもとに行くのでは――という憶測も多いだけに、クーマン監督はあえてペップと連絡を密にしているのかもしれない。
そのほかにもクーマン監督は「若い選手に多額の投資をしたならば、彼がうまく機能するポジションでプレーさせるべきだ。それはアントワーヌ・グリーズマンにも当てはまる。彼は典型的なウインガーではないので、彼が慣れているポジション、能力が出せる場所でプレーしないといけない」とも話している。チーム改革とともにクラブの象徴であるメッシを説得することはできるのか。クーマン監督に課された使命はここ近年で最も重いものとなる。
(FOOTBALL ZONE編集部)