セビージャMF、コンテ監督を“タブー”挑発 敵将激怒の一幕に海外注目「そのカツラが本物か…」
EL決勝はセビージャがインテルを下して前身含め6度目の優勝を果たす
UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝の現地時間21日にドイツ・ケルンのラインエネルギーシュタディオンで行われ、セビージャが3-2でインテルを下し、前身のUEFAカップも含めて歴代最多6度目の優勝を飾った。
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その試合の前半15分過ぎ、ペナルティーエリア内のハンドを巡る判定で両チームがヒートアップするなかで、セビージャのアルゼンチン代表MFエベル・バネガがインテルのアントニオ・コンテ監督の頭髪をイジり、激怒させる一幕があったとして注目を集めている。
1-1で迎えた前半16分、イタリア代表MFニコロ・バレッラの浮き玉のパスがセビージャのDFジエゴ・カルロスの手に当たった。しかし、主審は笛を吹かず、インテルにPKは与えられなかった。パスを出したバレッタをはじめとしたインテルの選手たちは主審に詰め寄って猛抗議した。
そのなかで一際ヒートアップしていたのはインテルのコンテ監督だ。タッチライン際から声を張り上げ、身振り手振りを交えて何かを訴えていた。スペイン紙「マルカ」によれば、ピッチ上のセビージャMFバネガからの挑発を受けて激怒していたという。
バネガは抗議するコンテ監督に向かって自分の頭を擦るジェスチャーをしたという。イタリア紙「ガゼッタ・デッロ・スポルト」は、その際にバネガが「そのカツラが本物か見せてみろ」と発言したと伝えている。
コンテ監督といえば以前から植毛が噂され、過去にはジョゼ・モウリーニョ監督がその毛髪に関して“口撃”したこともある。タブーに触れる挑発に怒り心頭のコンテ監督はバネガに「後でお前のことを待ってるからな」と言ったともレポートされている。
なお、この騒動のなかでコンテ監督にはイエローカードが提示されている。