久保所属のビジャレアル、プレシーズンキャンプ実施へ 新型コロナ2人陽性も隔離「良いニュース」
ビジャレアルは選手とスタッフから新型コロナウイルスの陽性反応を確認
日本代表MF久保建英が期限付き移籍したビジャレアルはプレシーズンキャンプ開始直前に選手、スタッフから新型コロナウイルスの陽性反応者が2人出て、トレーニングが中断されていた。しかしスペイン紙「AS」などによると現地時間21日に行ったPCR検査で残りの選手すべてが陰性反応だったため、トレーニングキャンプを開催し、プレシーズンマッチも開催されると伝えている。
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ビジャレアルは14日、そして19日とそれぞれ1名ずつ陽性反応が検出された。陽性反応を示したチーム関係者の2人は自宅隔離によって管理された状態で、19日からバレンシア州のアリカンテで行われる予定だったプレシーズンキャンプの日程が遅れることになった。
そしてこの日は木曜日に行われたPCR検査の結果が発表され、現時点ではウイルスの懸念がないことが証明された。
そのため21日夜から通常のトレーニングを再開。翌日にアリカンテへと向かい、23日にはFCカタルヘナ、25日にはテネリフェとのトレーニングマッチに臨む予定となっている。
2019-20シーズンのラ・リーガで5位に入り、来シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を得たビジャレアル。陽性者が誰かはまだ発表されていないものの、ハードスケジュールが想定される中でのプレシーズントレーニングが長期にわたって中断する最悪のケースは避けられた模様で、同紙も「ビジャレアルにとって良いニュースだ」と伝えている。ウナイ・エメリ監督を招聘したチームは、徐々に新シーズンに向けて準備を進めていくことになる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)