「想像できる」 ヤヤ・トゥーレ、バルサ退団説のメッシがシティ行きを有力とする理由は?
メッシはクーマン新監督に退団の意思を直接伝えたと報道が浮上
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、退団の噂も出ていて去就が注目されている。クラブOBの元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレは、ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティであれば、プレーする姿が「想像できる」と語った。英紙「デイリー・エクスプレス」が伝えている。
2004年のトップチームデビューから、15年以上にわたってバルセロナ一筋でプレーしてきたメッシの退団の可能性が報じられている。
バルセロナは今季、2連覇中だったリーガ・エスパニョーラで宿敵レアル・マドリードに王座を明け渡した。国王杯とUEFAチャンピオンズリーグ(CL)も敗退して2007-08シーズン以来の無冠に終わり、クラブはキケ・セティエン監督を解任。スポーツディレクターのエリック・アビダル氏とも契約解除し、オランダ代表を指揮していたロナルド・クーマン監督を招聘するなど、変化を取り入れた。
ただ、CL準々決勝でバイエルンに2-8と惨敗したことに失望したメッシは、クラブの状況に不安を抱いているとされ、大会敗退後にはシティなど他クラブへの移籍報道が一気に過熱した。現地時間20日にクーマン新監督とミーティングを行ったようだが、メッシはバルサでの将来に疑問を持っており、退団の意思があることを直接伝えたとされている。
メッシの元同僚で、シティで活躍したヤヤ・トゥーレは、イングランドサッカーで求められるものに適応するのにメッシは苦戦するだろうと予想する一方で、グアルディオラ監督の下であれば上手くいく見込みがあるとの見解を示した。
「メッシはあまり守備に積極的じゃないので、(プレミアリーグでは)彼を好む監督はあまりいないだろう。イングランドでは守備に攻撃、ハードワークが求められる。簡単ではない。だが、もしバルセロナを退団したら、シティへ行く可能性はあるだろう。シティでプレーする姿なら想像できる。なぜなら、グアルディオラは彼のことをよく知っているし、彼が自分のサッカーをプレーできるようにシティに入れられるからだ」
メッシはグアルディオラ監督がバルセロナで指揮官を務めていた4年間で、ともにリーガ・エスパニョーラ制覇3回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝2回など、数々のタイトルを獲得してきた。果たして、イングランドでの再タッグはあり得るのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)