PSG主将シウバ、延長契約に一縷の望み 「この先もこのクラブで戦えるなら…」
準々決勝のアタランタ戦では感傷的になっていたことを明かす
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は現地時間23日に決勝戦を迎える。今季のファイナルに勝ち上がったのは、初優勝を目指すパリ・サンジェルマン(PSG)と7年ぶりの優勝を目指すバイエルンだ。シーズン終了後にPSGとの契約満了を迎えるブラジル代表DFチアゴ・シウバにとっては、クラブでのラストゲームになる可能性もあるが、まだ契約延長も諦めていないようだ。フランス紙「le10sport」が報じている。
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2012年にイタリアのACミランからPSGに加入したシウバは、パリでの8シーズンでリーグ・アン優勝7回をはじめ、数々のタイトルを獲得してきた。そして、いよいよ23日にはPSGがまだ成し遂げていないCL優勝をもたらせる可能性がある。
CL決勝後にPSGを退団するとされているシウバには、プレミアリーグのチェルシーやセリエAのフィオレンティーナが関心を示している。だが、シウバ自身は、まだPSGとの契約更新を諦めていないかもしれない。
PSG公式サイトのインタビューで、シウバは自身の中で残留の可能性があることを匂わせている。
「(CL準々決勝の)アタランタとの試合中、この試合が最後になるのか、もう一試合戦えるのか分からなかった。でも、そのことを考えずにはいられなかった。それは自然だと思う。ただ、このクラブでのことを振り返ると、清々しく、幸せだ。もし、この決勝が最後の試合になるなら、僕はとても幸せだ。すべてを捧げることができたからね。もし、この先もこのクラブで戦える可能性があるなら、話し合いをして、最善の決断を下すよ。ただ、今、最も重要なのは、ピッチで何をするかだ。僕たちは歴史を作る過程にいるからね」
すでに、PSGの歴史のなかでも最も重要な選手の一人となっているシウバ。クラブ初のCL優勝を賭けて戦うバイエルンについては、「サッカーを愛する者なら、誰もがヨーロッパと世界を代表するお手本のようなクラブだと知っている」と警戒心を強める。
現時点では、この試合がPSGでのラストマッチになる見込みだが、クラブに最高の置き土産を残すことができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)