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ロブレン、S・ラモスへの肘打ちは“敵討ち”だったと告白 「彼がしたことのリベンジ」
18年のCL決勝でS・ラモスがサラーに“脇固め”をして負傷させたことへの報復行為と告白
クロアチア代表DFデヤン・ロブレン(ゼニト)は、2018年のUEFAネーションズリーグでスペイン代表DFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)に肘打ちを見舞ったのは意図的だったと明かした。英紙「デイリー・メール」が伝えている。
事の発端は、2018年5月に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でレアルのラモスがリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーに対して行ったファウルだ。ラモスに右腕をがっしりとつかまれて柔道の“脇固め”をかけられる形で転倒したサラーは左肩を強打し、涙を流しながら途中交代。その後、左肩の靭帯損傷と診断されていた。
当時リバプールでプレーし、サラーと仲が良かったロブレンは、その数カ月後にUEFAネーションズリーグでラモスと対戦し、競り合いのなかでラモスに肘打ち。試合はクロアチアが3-2で勝利を収めたが、ロブレンが試合後にラモスとの競り合いに勝利する場面の写真を自身のインスタグラムに投稿したことで注目を集めた。
現在はロシア1部ゼニトに所属するロブレンは、エジプトのテレビ番組「Sada El Balad」のインタビューで、肘打ちが意図的で、ラモスに対して「これで平等だ」と告げたと明かしている。
「サラーに怪我をさせた後に僕がラモスに意図的に肘打ちしたか? イエス、あり得るね。ルカ・モドリッチは僕とラモスの間の緊張を和らげようとしたよ。選手として、ラモスのことも、彼のチームへの貢献度もリスペクトしている。たくさんのタイトルを手にしてきた。でも、選手を傷つけたりするような彼の行動は好きではない」
そして、「大げさに騒ぎ立てたいわけではない」と断りつつも、“報復行為”だったと語った。
「ラモスが僕の友人(サラー)を怪我させたのは意図的だったと思うから、彼がしたことに対するリベンジ。CL決勝でサラーが怪我をする前までは、僕たちはレアル・マドリードよりもはるかに良いプレーをしていた。彼の交代は大きな痛手だったし、彼が抜けた後にレアルは試合を支配した」
ロブレンはラモスへの肘打ちは、サラーへの“暴力行為”に対する正当な仕打ちだと主張していた。