バルサ新監督、スアレス“代役”にオランダ代表FW希望 「ラウタロよりも手頃なオプション」

オランダ代表で指導したリヨンFWデパイは約50億円で獲得可能か
バルセロナのロナルド・クーマン新監督はウルグアイ代表FWルイス・スアレスに代わる新ストライカーとして、オランダ代表での教え子だったリヨンのFWメンフィス・デパイの獲得を求めているとスペインメディアが報じている。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
バルセロナは今季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でバイエルン・ミュンヘンに2-8で敗れる屈辱的な結果に終わり、12シーズンぶりに無冠に終わった。今月に入り、大黒柱のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシやウルグアイ代表FWルイス・スアレスの去就に関する話題がメディアを賑わせている。
バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長はメッシを移籍不可能な存在の1人と明言した一方で、古巣アヤックスなどへの移籍が囁かれるスアレスに関しては名前を挙げなかったことが注目されていた。クラブとの契約を1年残すスアレスは今夏中の移籍の可能性は低いが、クーマン監督は将来を見据えて新たなストライカーに狙いをつけているようだ。
スペインラジオ局「RAC1」によれば、クーマン監督が求めているのはオランダ代表で教え子だったリヨンのデパイだという。リヨンのCL4強入りに貢献した愛弟子を、スアレスの後継者足りうる存在として獲得を望んでいるようだ。
バルセロナはインテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスをトップターゲットに定めていたものの、移籍金は値下げに成功したとしても9000万ユーロ(約113億円)に及ぶと見られる。一方で、リヨンとの契約が2021年6月末までのデパイに関しては4000万ユーロ(約50億円)程度と予想され、スペイン紙「AS」は「ラウタロよりも手頃なオプション」と指摘している。
また、クーマン監督はデパイに続く第2のターゲットとしてアヤックスのオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークの獲得も目指しているという。バルサ再建を託された指揮官はオランダ色を強めたチーム作りに着手しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)