森保監督、フットサル日本代表合宿をサプライズ視察 「全てがサッカーに活かせる」
JFA夢フィールドでのトレーニングキャンプを訪れる
フットサル日本代表は18日より、千葉県のJFA夢フィールドで国内トレーニングキャンプを行っている。このトレーニングキャンプをサッカー日本代表の森保一監督が視察し、サッカーに活かせる多くの要素があることを実感したようだ。
今年11月に開催予定のAFCフットサル選手権2020に向けて、トレーニングを行っているフットサル日本代表の合宿にサプライズゲストが訪れた。サッカー日本代表の森保監督だ。
フットサル日本代表の選手たちには森保監督の視察は伝えられていなかったようで、FP堀内迪弥は、「練習が始まる前に、トイレに行こうとしたら、スーツを着ている人がいたんです。『こんにちは』と声をかけたのですが、よく見たら、マスクをしていたのですが、森保さんでした。慌てて『こんにちは』と、2回挨拶しちゃいました」と、緊張の対面を振り返った。
国内で競技としてフットサルをトップレベルでプレーしてきた選手たちの多くは、もともとサッカーをプレーしていた。20日のオンライン取材に対応したFP伊藤圭汰は、釧路北陽高サッカー部のキャプテンを務めており、FP内田隼太も鹿島アントラーズユース出身。そして、堀内も草津東高でサッカーをプレーしてきた。
そんな彼らにとっても、現役のサッカー日本代表監督の訪問は刺激になったようだ。内田は「見に来ていただけたことは、本当に光栄なこと」と語り、「他にもJFAの関係者が見に来てくださっています。そういった意味では、フットサルやサッカー、女子サッカーと横のつながりが増えていきます。それも夢フィールドで合宿ができる大きなメリットではないかと思います」と、初めて実施されたJFA夢フィールドでのトレーニングキャンプのメリットを語った。
また、伊藤は森保監督に、サッカー日本代表にもフットサルの局面ごとの要素を取り入れてもらうことを期待した。「フットサルの数的優位の攻撃、ディフェンスはサッカーに生きるなと感じていました。森保監督もそういう話をしていたと思いますが、フットサルの局面、局面は、コートの広いサッカーでも大事な部分だと思います。練習を見ていただいて、フットサルがサッカーに生きることを感じてもらえたと思うので、取り入れてもらえたらなと感じます」と話している。
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