香川は「マーケットに並んでいない」 サラゴサSD、主力保持を希望「シンジも例外ではない」
アランテギSDが記者会見でバラハ新監督就任を発表、来季の編成にも言及
MF香川真司の所属するサラゴサは、来季もリーガ・エスパニョーラ2部での戦いが決定している。香川には移籍の噂も浮上していたが、サラゴサのスポーツディレクターを務めるラロ・アランテギ氏は放出を否定していると、スペイン地元メディア「エル・デスマルケ」が報じた。
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リーグ戦を3位で終えたサラゴサはプレーオフ準決勝で6位エルチェと対戦することになったが、決戦直前にエースのFWルイス・スアレスが保有元ワトフォードに帰還して退団。得点源が不在の状況で臨んだ敵地での第1戦では0-0と引き分けたが、ホームでの第2戦ではMFハビ・ロスのPK失敗もあり、0-1で敗れた。2戦合計0-1で悲願の1部昇格を逃す結果となっている。
2部での戦いが続くことが決まり、香川を含む主力選手には移籍の可能性が報じられていたなか、「エル・デスマルケ」はアランテギ氏が出席した現地時間20日の記者会見の様子をレポート。元スペイン代表ルベン・バラハ氏の新監督就任発表に加えて、「シンジ・カガワはマーケットに並んでいない」として同氏のチーム編成に関するコメントを伝えている。
「我々はストライカーとウインガーを探している。ストライカーにはすでに(スロベニア代表FWハリス・)ヴクキッチを獲得した。まだ2人のウインガーが必要だが、焦ってはいない。他チームの動向も待たなければならないからね」
「昨シーズンは良い形で終えることができた。現在所属する選手たちに関して、ここまで動きはない。それはシンジも例外ではない」
新体制での再出発に向けて、できる限り陣容を保持する意向を示したアランテギ氏。香川には引き続き、攻撃の中心として活躍することが期待されているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)