「遊びの中から技術を磨く」 小野、同僚とのリフティング勝負で“さりげないノールック”披露
右膝の内側側副靱帯損傷でリハビリ中のなか、同僚・人見とのトレーニングで技術を発揮
J2のFC琉球に所属する元日本代表MF小野伸二が、自身の公式インスタグラムを更新。現在、右膝負傷によるリハビリに励むなか、軽快なボールコントロールを披露して「ボールタッチ柔らかくて素敵」「相変わらずうまーい」と称賛の声が上がっている。
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小野は1998年に静岡の清水商業高校(現・清水桜が丘高校)から浦和レッズに加入。その後は、オランダ1部フェイエノールトやドイツ1部ボーフム、オーストラリア1部ウェスタン・シドニー・ワンダラーズでの海外挑戦も経験し、昨年8月からは琉球でプレーしている。
今年9月で41歳を迎えるなか、今季リーグ戦ではここまで5試合に出場(途中出場4試合)。7月25日の第7節愛媛FC戦(1-1)で今季初めて先発のピッチに立ったが、わずか7分で無念の負傷交代。診断の結果、右膝の内側側副靱帯損傷で全治6~8週間とされ、現在はリハビリに励んでいる。
小野はインスタグラムでリハビリの様子を公開しており、これまでは軽やかなダッシュやステップ、ボールを使ったメニューを再開したことなどを報告していた。
20日に公開した動画では、今年5月に膝離断性骨軟骨炎による骨軟骨移植術を受けて全治約6カ月のFW人見拓哉とのリハビリ模様を公開。バランスボールの上でのリターンでは人見はバランスが安定しない一方、小野は体幹を生かしてより安定した状態でボールを返してみせた。さらに、リフティング勝負では何気なくノールックパスを見せるなど、リラックスしながらも順調な調整ぶりをうかがわせた。
小野は「今日も楽しんでリハビリ出来ました 体幹も大事 腕立てやる時が来るのだろうか」と綴り、ストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)にも「遊びの中から技術を磨く」と投稿。人見も「今日は5戦5敗 伸二さんのおかげでだいぶ上がってきてます!笑」と小野に完敗で、罰ゲームの腕立て伏せ続きだったことを明かしている。ファンからは小野に対し、「ボールタッチ柔らかくて素敵ー」「相変わらずうまーい」「やっぱうますぎっす」と称賛の声が寄せられている。
復帰に向けたリハビリはこれまでのところは順調なようだ。