「死に物狂いでやっている」

　残り2試合、数字上はわずかに2位以内に入ってリオ五輪出場への可能性は残っている。しかし、他チームの結果が奇跡的なほどの条件を満たさない限り、なでしこが突破することはできない。最悪の場合、7日のベトナム戦前の時間帯に行われる韓国と中国の結果次第で、第4戦のキックオフを待たずに敗退が決まってしまう可能性すらある。

　宮間は「死に物狂いでやっているつもりですけど、足りないということなので、やっていきたいと思います。チームがバラバラにならないように、全てここに懸けてやってきているので、それを最後までやりたい」と語った。まだ全ての終わりではない。わずかな可能性を信じるように必死に前を向いた。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images