シャルケ、「ウッシー」こと内田篤人の現役引退を惜別 「雄姿は今でもファンの目に焼き付いています」
シャルケが7年在籍した内田篤人の引退発表を受けてコメントを発表
鹿島アントラーズは20日、元日本代表DF内田篤人が今季限りで現役を引退することを発表した。これを受けて古巣のドイツ1部シャルケが公式ツイッターを通して惜別のコメントを残している。
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内田は2006年に清水東高から鹿島へ入団。高卒新人でクラブ史上初の開幕スタメンを飾り、1年目から28試合に出場した。右サイドバックとして瞬く間に主力選手に上り詰め、2010年7月にドイツ移籍を決意。名門シャルケで計7シーズン戦い、移籍1年目の2010年にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でクラブ史上初、日本人としても初めてのベスト4進出に貢献した。だが、2015年3月に右膝の膝蓋腱を負傷して以降怪我に苦しみ、17年に2部のウニオン・ベルリンへ移籍。18年に鹿島へ復帰を果たし、今季は第2節川崎フロンターレ戦に先発出場していた。
ドイツでも「ウッシー」の愛称で愛された内田だったが、20日に今季限りでの引退を発表。鹿島は内田との契約が8月31日で終了となり、23日の本拠地・ガンバ大阪戦終了後に引退の挨拶を行い、翌24日に記者会見が予定されているとした。
そんななか、内田がドイツで7シーズン所属した”古巣”シャルケが公式ツイッター日本語版を更新。内田の引退発表を受けて、惜別のコメントを残している。
「#内田篤人 選手 #S04(シャルケの愛称)在籍期間でのウッシーの雄姿は今でもシャルケファンの目に焼き付いています。これから第2の人生の成功と、いずれまたシャルケと道が重なり合うことを願っています。グリュック・アウフ(幸運を祈る)」
シャルケは公式SNSを通して現在でも時々”英雄”内田を称えてエールを送るなど、クラブにとってどれだけ大きな存在だったかを示していた。32歳で現役生活にピリオドを打つ日本屈指のサイドバックは、世界からも愛された選手だった。
(FOOTBALL ZONE編集部)