「Jリーグに新たなFKのスペシャリストが現れた」 ブラジル人FWの“完璧FK弾”に母国注目
FC東京FWレアンドロが広島戦で直接FK弾を叩き込む チームは3-3のドロー
FC東京は19日、J1リーグ第11節でサンフレッチェ広島と対戦し、3-3と引き分けた。試合終了間際に劇的な同点弾を許す一戦となったが、海外メディアはブラジル人FWレアンドロが決めた華麗な直接FK弾に注目し、「Jリーグに新たなFKのスペシャリストが現れた」と大々的に取り上げている。
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試合は序盤から白熱した撃ち合いとなる。前半14分に相手DF野上結貴に先制点を与えるも、同19分にはレアンドロとの連携からFWディエゴ・オリヴェイラが同点弾を奪う。さらに、同22分にはライン間でパスを受けたMF安部柊斗が強烈な一撃を叩き込むも、同37分にはDF荒木隼人に再び同点とされる。
一進一退のシーソーゲームとなったなか、2-2で迎えた前半45分、今季鹿島アントラーズから期限付き移籍しているブラジル人アタッカーがセットプレーで魅せる。ペナルティーエリア手前の中央で約25メートルの距離でFKを得ると、レアンドロが短めの助走から右足を振り抜く。綺麗な弧を描いて壁を越えたシュートは相手GKに触れられることなくゴール右へと突き刺さった。
完璧な直接FK弾にブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は「Jリーグに新たなFKのスペシャリストが現れた」と大々的に取り上げ、「もし鹿島でのプレーが印象に残るものではなかったのだとしても、FC東京では見事な結果を出している」と、新天地での活躍を称えている。一方、チームは後半アディショナルタイムに相手MF川辺駿に劇的な同点弾を奪われ、勝ち点「3」を逃している。
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