中国に敗戦のなでしこ佐々木監督の第一声は謝罪の弁 リオ五輪出場は絶望的に
次戦開始前に敗退の可能性も団結を説く
チームの立て直しについて「気持ちの整理が一番。しっかり気を引き締めてやっていきたい」と、7日のベトナム戦に向けた意気込みを語ったが、他会場の結果次第では日本の試合を待たずに予選敗退が決まる可能性がある。絶体絶命の状況に追い込まれたなかで、指揮官はこういう時こそ、チームの団結が必要だと説いている。
「本当に、こういった状況でも一体になって次の試合に取り組む。それに尽きると思います」
なでしこジャパンは佐々木監督の指揮の下で2008年の北京五輪で4位に入ると、11年のドイツ女子W杯では初優勝、前回12年のロンドン五輪銀メダル、15年カナダ女子W杯準優勝と華々しい成績を収めてきた。8年間の黄金期を築き上げ、この最終予選では直前のメンバー選考で若手選手を外し、自身もよく知る経験豊富な選手を中心にしたメンバーを選出した。しかし、3戦未勝利と低空飛行が続く。
黄金期の終焉を思わせるような状況に陥っているなでしこジャパンを、佐々木監督は立て直すことができるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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