首位独走の川崎は「後半にブレーキを踏まない」 ブラジルメディアが注目選手に挙げたのは?
ルーキーMF三笘の活躍に称賛 川崎が示す圧倒的な強さを解説「対戦相手を粉砕する」
川崎フロンターレは19日、J1リーグ第11節でセレッソ大阪と対戦し、5-2と勝利を収めた。早くも首位独走状態となっている川崎の圧倒的な強さにブラジルメディアも注目。スーパーサブとして結果を残すMF三笘薫にスポットライトを当て、「ベンチから試合を決める活躍を見せている」と称賛している。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
今季開幕戦のサガン鳥栖戦(0-0)では白星スタートとならなかったものの、中断明けからは新フォーメーションとなる4-3-3システムが威力を発揮。2位C大阪との天王山も5-2と圧勝し、リーグ新記録となる破竹の10連勝を飾った。
11試合消化時点でC大阪に勝ち点10差とし、早くも首位を独走している川崎。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は「川崎が2位に位置するリーグ最高の守備陣を打破し、10連勝を飾った」と見出しを打ち、リーグ最少失点を記録していたC大阪から大量5得点を奪った川崎の躍動に注目している。
「フロンターレの違いは、後半にブレーキを踏まないことだ。残りの45分間が最もゴールを奪っている時間帯である。時には対戦相手を粉砕する」と、後半に見せる強さが今季の川崎を象徴していると指摘したうえで、「鬼木(達)監督のローテーションが効いており、特に“スーパーサブ”を担う三笘がベンチから試合を決める活躍を見せている」と説明している。
今季筑波大学から加入した川崎U-18出身の三笘は、C大阪戦で後半16分から途中出場し、同29分にゴールを奪った。今季7度の途中出場とスーパーサブの役割を担っているが、デビューイヤーながら公式戦5試合連続ゴール、合計8得点を記録する活躍を披露している。
また、記事では「小林悠とレアンドロ・ダミアンのローテーションも活用している」と、Jリーグ屈指のストライカーの起用法も絶大な効果を発揮していると主張していた。17年、18年とJ1連覇を達成した川崎は、昨年王座を横浜F・マリノスに譲り渡す結果となったが、奪還に向けて最高のスタートを切っている。