バイエルン、伏兵リヨンを3-0で撃破 7年ぶりCL決勝進出、欧州制覇を懸けPSGと対戦へ
ニャブリの2ゴールとレバンドフスキのダメ押しゴールでファイナルに進出
バイエルン・ミュンヘンは現地時間19日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝でリヨンと対戦。3-0で勝利し、2012-13シーズン以来となる決勝へと駒を進め、三冠に王手をかけている。
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新型コロナウイルスの影響により、ベスト8からはポルトガルでの集中開催となる今大会は、本来のホーム&アウェー方式ではなく、一発勝負と異例の形式となっている。準決勝でバルセロナを相手に8-2と衝撃の圧勝劇を収めたバイエルンは同じ先発メンバーをピッチに送り込んだ。立ち上がりからポゼッションを握るも、リヨンにカウンターでゴールを脅かされる時間帯が続く。
それでも前半18分、ドイツ代表MFセルジュ・ニャブリが個人技で状況を打開する。右サイドに抜け出したニャブリが背後からの浮き球のパスに巧みなタッチでカットインすると、爆発的な加速でペナルティーエリア手前まで運び、相手7人に囲まれながら左足を一閃。強烈な弾丸シュートがゴール左に突き刺さった。
さらに前半33分、ニャブリが力強いドリブルで敵陣中央を突破すると、左サイドへとスルーパス。クロアチア代表MFイバン・ペリシッチがダイレクトでグラウンダーのクロスを送り、ゴール前で構えていたポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキがシュートミスするも、こぼれ球を再びニャブリが押し込んで追加点を奪い、前半のうちに大きな2得点目を記録した。
後半は一進一退の膠着した展開となるも、2点のリードを得たバイエルンが堅実なゲームコントロールを見せ、後半43分にはレバンドフスキが今大会15ゴール目となる決定的な追加点を奪取。3-0で2012-13シーズン以来、7年ぶりとなるCL決勝に駒を進めた。今季はブンデスリーガ8連覇とDFBポカール連覇を成し遂げ、すでに二冠を達成。欧州制覇の三冠まで残り1勝となっている。決勝ではパリ・サンジェルマンとの対戦が決定している。