アラバ、バイエルンとの契約延長を拒否 新天地候補はユナイテッドとチェルシー
ノイアー、ミュラー、レバンドフスキとの同額を求めていた
バイエルンに所属するオーストリア代表DFダビド・アラバは、バイエルン・ミュンヘンの年俸1500万ユーロ(約18億9000万円)の契約延長オファーを拒否したようだ。衛星放送局「スカイ」が報じている。
左サイドバックを中心にプレーするダビド・アラバだが、中盤やセンターバックでも非常に高いプレーができるユーティリティー性が高く評価されている。バイエルンとの契約が最終年を迎えたアラバは、複数のプレミアリーグのクラブから関心を集めていた。
バイエルン時代、アラバを起用していたジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティは、すでにバイエルンに打診をしていた。しかし、5500万ポンド(約76億9000万円)の移籍交渉のなかに、すでにドイツ代表FWレロイ・サネを含める考えもあったため、ややトーンダウンしているという。現在、アラバの獲得を望んでいるのは、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーの2クラブとされている。
15日にアラバの代理人のピニ・ザハヴィ氏は、リスボンでバイエルンの首脳陣と話し合いの場を持ったが、契約延長オファーを断ったようだ。バイエルンに残留する場合、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアー、元ドイツ代表FWトーマス・ミュラー、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキというクラブで最も給料の高い3選手に並ぶことを求めていた。
バイエルンからの契約延長オファーを断ったアラバは、今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の戦いが終わったあとに、自身の未来を決めるという。2008年から12年にわたってバイエルンでプレーし、クラブのブンデスリーガ8連覇にも大きな役割を果たしたアラバは、このままクラブを離れることになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)