久保のレンタル移籍でレアルは最大6億円獲得? ビジャレアルのSNSは2日で3万増
EL、国王杯、CL出場権獲得などの結果で大きく変化
レアル・マドリードは2019-20シーズン、マジョルカへレンタル移籍させていた日本代表MF久保建英を、2020-21シーズンはビジャレアルへレンタル移籍させた。2021-22シーズンからは、レアルのトップチームに加わることが内定しているとされる久保だが、ビジャレアルでプレーする新シーズンもクラブに最大500万ユーロ(約6億3000万円)の利益をもたらすことになるようだ。スペイン紙「AS」が報じている。
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マジョルカでリーガ・エスパニョーラに35試合に出場し、4得点4アシストを記録して評価を高めた久保は、スペイン内外のクラブによる熾烈な争奪戦の末に、2020-21シーズンにUEFAヨーロッパリーグ(EL)に出場するビジャレアルへレンタル移籍。ビジャレアルは、レアルに対して250万ユーロ(約3億1500万円)のレンタル移籍金を支払うが、クラブの成績によって支払額はさらに増えるという。
ビジャレアルがレアルに支払う金額は、久保がビジャレアルで何試合に出場するか、ELや国王杯でどこまで勝ち上がるか、そして2021-22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得できるかなどによって、最大で500万ユーロにもなるという。
久保の加入は、そのプレー面だけではなく、アジア市場の開拓という意味でも大きな影響をクラブにもたらす。そのため、レアルは久保の移籍金には相応の価値があると考えていたが、ビジャレアルもクラブのSNSが久保の加入後わずか2日で3万ものフォロワー(公式ツイッター=1万5000、英語版公式ツイッター=3000、インスタグラム=1万、フェイスブック=2000)を増やしたことから、その影響力を感じ取っているという。
ビジャレアルでは、まだボールを蹴る様子を伝えたばかり。今後、プレシーズンに入っていけば、その効果はより大きく表れてくるはずだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)