Jリーグが欧州発「ファンタジーフットボールゲーム」に参入 アジアでは韓国Kリーグに続く合意
「Sorare」がJリーグとデジタルカード発行で合意、世界で1500万人以上が利用
フランスのパリに拠点を置く世界的なファンタジーフットボールゲーム「Sorare」は18日、Jリーグと同社のプラットフォーム上でJリーグ所属選手のデジタルカードを発行することに合意した。
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2018年3月に設立された「Sorare」は、世界で1500万人以上が利用するファンタジーフットボールゲーム。ブロックチェーン技術を利用することで、公式にライセンスされたデジタルカードを、所有者が自由に売買、譲渡できる。
プレーヤーは自身が選んだ選手で構成されるオリジナルのチームを作り、トーナメントに出場して他のプレーヤーとのスコアを競い合う。スコアは各週末の実際の試合における選手の戦績によって変動。プレーヤーのスコアが上位にランクされると、報酬を獲得することができる。
Jリーグは「Sorare」において、韓国のKリーグに続くアジアで2番目に参入したリーグで、欧州ではユベントスやアトレティコ・マドリード、マルセイユなど78クラブ以上が参加している。今回、ここにJ1の18クラブが加わった。
「Sorare」のニコラ・ジュリアCEOは、今回の合意について「サッカーは日本で2番目に大きなスポーツであり、日本サッカー協会の野心的な戦略のおかげで急速に成長しています。私たちは、私たちのゲームを通じて、Jリーグと日本サッカーがヨーロッパやアメリカ大陸でさらに輝くためのお手伝いができることを誇りに思います。今回の合意は、トップ20のリーグが参加するグローバルなファンタジーサッカーゲームを実現するというビジョンに向けた重要な一歩となります」とのコメントを発表している。
デジタルカードによるファンタジーフットボールゲームは、Jリーグの新たな収益源になるという。サッカーファンにとっても、Jリーグの新たな楽しみ方として今後大きな注目を集めそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)