今季無冠のバルサ、エースFWスアレスを“欧州外”へ売却か 経済的影響と海外報道
コロナ禍で経営打撃…高給取りであるスアレスの売却を検討?
キケ・セティエン監督の解任を発表したバルセロナが、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの売却を検討しているという。この方針に対し、本人は怒りを覚えているようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
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スアレスは2014年にリバプールから加入すると、早々にチームへフィット。加入1年目でリーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の三冠をもたらすと、その後も点取り屋として活躍。クラブが誇る数々のタイトル制覇に貢献し、“レジェンド”としての地位を築き上げた。
今季はリーグ戦28試合で16ゴールをマークする活躍を見せたが、クラブはリーグ戦3連覇を逃すと、現地時間14日に行われたCL準々決勝でドイツ王者バイエルン・ミュンヘンに2-8で大敗。2007-08シーズン以来となる無冠に終わり、セティエン監督の解任へと踏み切った。
そうしたなか、スアレスの去就に関する新たな噂が浮上。スペインメディア「Okdiario」によると、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により経済的打撃を受けたクラブは、高給取りであるスアレスをヨーロッパ以外のクラブへ放出しようと考えているという。
スアレス自身は、加入から6シーズンにわたってリーグ戦で二桁得点を決めてきたにもかかわらず、自らを売却しようとするクラブの方針に納得がいかず、自身の去就がうやむやなことに対する不満は拭い切れない様子だ。
今やバルセロナの前線に欠かせない戦力となったスアレス。果たして、今夏でクラブを去ることになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)