リバプール、チアゴ獲得を1月に延期か バイエルンが求める37億円超の支払いに消極的
バイエルンとの契約が残り1年を切ったチアゴ、CLが終わるまで話し合いをストップ
プレミアリーグ王者のリバプールは、バイエルンに所属するスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラの獲得を目指している。だが、クラブとの残りの契約が残り1年を切ったMFの獲得に、移籍金満額の3000万ユーロ(約37億8000万円)を支払うつもりはないようだ。英紙「ガーディアン」が報じている。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で準決勝に勝ち上がっているバイエルンは、チアゴの放出について消極的だ。CLの戦いが終わるまで、移籍についての話し合いをストップしている。
チアゴはユルゲン・クロップ監督のスタイルを称賛しており、リバプールへの移籍を望んでいる。一部では、リバプールとチアゴは、すでに4年契約に合意しているという報道もあり、残すはクラブ間での交渉となる。
リバプールは、5カ月後には移籍金ゼロで移籍交渉が可能となるチアゴの獲得に、3000万ユーロを支払う考えはなく、バイエルンが考えを軟化させることを期待しているという。他クラブが3000万ユーロの移籍金でチアゴの獲得に乗り出さない限り、リバプールは21年1月まで契約を結ぶことを遅らせる考えもあるようだ。
今夏の移籍市場で、オリンピアコスからギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスを獲得したリバプールだが、他のプレミアリーグのビッグクラブと比べても、選手獲得に費やしている金額は大きくない。
果たして、チアゴは今夏の移籍市場で希望通りにリバプールへ加入することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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