バルサOB、退団報道のメッシ引き留めを切望 「離れるならクラブに新しい名前を」
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かつてバルセロナで活躍したFWエトー氏が指摘 「クラブこそがメッシなんだ」
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のバイエルン戦で、2-8の大敗を喫したバルセロナは大きく揺れている。キケ・セティエン監督が解任となったなか、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの退団も報じられている。クラブのOBである元カメルーン代表FWサミュエル・エトー氏は、引退までメッシを留めるべきだと主張した。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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2004年から09年まで所属したバルセロナで、通算199試合に出場し、130得点40アシストを記録したエトー氏は、04年にトップチームデビューしたメッシとも5シーズンにわたってプレーしてきた。「レオを自分の息子のように愛している」というエトー氏は、彼がバルセロナで現役を引退することが、クラブにとっても重要だと語った。
「メッシがバルセロナでキャリアを終えるために、必要なことはすべてやらなければいけない。決定を下す者がバルセロナの最善のために、そうすることを願うよ」と、クラブ幹部へ訴えた。
「バルセロナは、メッシなんだ。私は常にメッシの最善を願っているし、クラブこそがメッシなんだ。もし、彼がクラブを離れる決断をするならば、私たちはクラブに新しい名前を付けなければいけない。史上最高の選手がクラブにいることは、とても幸運なんだ」
ここ数年、メッシへの依存度が高いサッカーを見せていたバルセロナ。バイエルン戦の大敗を受け、メッシを批判する声や限界を指摘する声も上がっている。12シーズンぶりの無冠という屈辱のなかで、クラブやメッシは、どのような決断を下すことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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