D・シルバ、ソシエダ移籍は「寝耳に水」 “敬意を欠く振る舞い”にラツィオ激怒と伊報道
ラツィオ移籍が濃厚とされたものの、ここ数日は強化担当からの電話に応じず
マンチェスター・シティを契約満了で退団した元スペイン代表MFダビド・シルバは現地時間17日、スペイン1部レアル・ソシエダに加入することが決まった。セリエAのラツィオ加入が濃厚とも報じられていたなかでの急展開に、寝耳に水のラツィオが激怒していると伊サッカー情報サイト「フットボール・イタリア」が報じている。
シルバは2010年にバレンシアからマンチェスター・シティに移籍し、10シーズンに渡って活躍。プレミアリーグ屈指の強豪へと成長する中で中心的な役割を担い続けた。今季開幕前からシーズン終了後の退団を明言しており、その後の去就が注目されていた。
メディアではアメリカ移籍の噂や、J1ヴィッセル神戸加入の可能性も伝えられていたなかで、今月に入ってからはイタリアのラツィオ加入が濃厚と見られていた。すでにラツィオ移籍に向けたメディカルチェックの予約も済ませ、年俸400万ユーロ(約5億円)の3年契約、プライベートジェットの提供など手厚い待遇が用意されていると具体的な情報も報じられていた。
しかし、シルバの新天地はレアル・ソシエダに決まった。衛星放送「スカイ・スポーツ」イタリア版によれば、シルバはここ数日ラツィオの強化担当者からの電話に応じることがなかったという。ラツィオ側はシルバが10年間過ごしたシティでの関係者に別れを告げるために時間を割いていたと考えていたというが、そのなかで突然のソシエダ移籍決定の発表となった。
シルバがソシエダと契約したという事実をラツィオは聞かされておらず、ソシエダの公式発表で知ることになったという。まさに寝耳に水の状況で、ラツィオはシルバの振る舞いが敬意を欠いていたとして激怒しているという。
「フットボール・イタリア」は「いくつかのクラブが関心を示しているという噂はあったが、レアル・ソシエダの進展は経験豊富な移籍ゴシップ専門家にとっても本当に衝撃的だった」とし、シルバのソシエダ加入が周囲の予想を裏切り、驚きを提供するものだったと伝えている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)