アトレティコFWコスタ、移籍模索とスペイン報道 「ミラノへ行くプランを明かした」
確執のあるコンテ監督率いるインテルではなく、ミランを検討か
アトレティコ・マドリードのスペイン代表FWジエゴ・コスタが、来季に向けて移籍を模索しているとスペインメディア「カデナ・コペ」が報じ、その行き先を「ミラノだ」としている。
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コスタは2021年夏で契約が切れるため、契約が延長されなければ今夏が最も移籍する選手の多いタイミングになる。そうしたなかで、カデナ・コペは、「コスタは一部の友人に対して、イタリアのミラノへ行くというプランを明かした」と報じた。
ミラノにはセリエAの名門クラブが二つそろっている。そのうちの一つ、インテルを率いるのはアントニオ・コンテ監督であり、コスタとはチェルシー時代に因縁がある。2017年夏には確執があることが明るみに出て、スペイン代表FWアルバロ・モラタの獲得に成功した後はベンチ入りすらできなかった。そうした意味で、インテル行きという可能性は考えづらい。
一方のACミランは今季の後半、冬の移籍市場のタイミングで獲得した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの活躍もあり、後半戦だけの勝ち点なら優勝したユベントスに匹敵。しかし、イブラヒモビッチの年齢面を考えれば確実性の高いストライカーを確保することに合理的な理由はある。
ミランはチェルシーでコンテ監督とコスタが確執を繰り広げた2017年に、当時の経営陣が獲得を狙ったという噂もあった。コスタの行き先と噂される“ミラノ”は、3年越しにACミランが獲得に乗り出しているということなのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)