リバプールのクロップ監督、“残り4年”で見納め? 24年夏で退任の意向「1年休憩する」
昨年12月に2024年6月まで契約延長、リバプールを率いる“重圧”も明かす
日本代表MF南野拓実の所属するリバプールのユルゲン・クロップ監督が、ドイツメディア「SPORTBUZZER」のインタビュー取材の中で、2024年夏に満了となるリバプールとの契約を延長する意思がないことを示唆した。
15年10月にリバプールの監督に就任したクロップ監督は、ドルトムント時代に実践していた「ゲーゲンプレッシング」を取り入れて当時低迷していた同クラブの立て直しに成功し、2018-19シーズンには14年ぶりとなるUEFAチャンピオンズリーグ優勝を達成。19-20シーズンもリバプールを30年ぶりの国内リーグ制覇に導き、自身もドイツ人監督として初めてプレミアリーグ年間最優秀監督賞を受賞するなど、今や名実ともに世界最高の監督の1人に数えられている。
ただし、クロップ監督がリバプールを率いる姿は、あと4年で見納めになる可能性がある。昨年12月にクロップ監督とリバプールとの契約が2024年6月末まで延長されたが、インタビューの中で自身の今後について尋ねられたクロップ監督は、「契約が終わったら、1年間は休憩する。その時、自分自身に『サッカーが恋しくないか?』と問いかけてみるつもりだが、もしもその答えがノーだったら、サッカーコーチ“ユルゲン・クロップ”はそれでおしまいということになる」と語り、2023-24シーズンをもってリバプールの監督職から退任する意向であることを明かした。
「リバプールはセンセーショナルなぐらいにしっかりとオーガナイズされたクラブであり、私は自分の同僚たちのことを100%信頼している。このクラブは、私の『ワンマンショー』ではない」とクラブ愛を強調しているクロップ監督だが、その一方で「仮にサッカーコーチでなくなったとしても、恋しくないものが一つだけある。それは試合前の極度の緊張感。あれは遊興税のような生易しいものではない」として、名門クラブを率いる重圧を日々感じながら仕事をしていることを窺わせるようなコメントも口にしている。
契約満了まであと4年残っているとはいえ、クラブの黄金期を築いた名将の去就は今後も大きな関心を集め続けることになるだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)