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ミラン会長の強権発動! 本田同様に不動の左サイドMFを「レジスタで使え」と指揮官に命令
再び炸裂したベルルスコーニ会長の現場介入
ACミランの名物オーナー、シルビオ・ベルルルコーニ会長が、公式戦12試合無敗と絶好調のチームを率いるシニシャ・ミハイロビッチ監督に対して、得意の現場介入を炸裂させている。ミラン専門メディア「イル・ベーロ・ミラニスタ」が報じている。
「ミハイロビッチに対するメッセージ? これだけは言わなければいけない。私はボナベントゥーラを中盤のレジスタで起用することを念頭に置いている。彼は例外的に素晴らしいドリブラーだ。今のミランに将来的に素晴らしい解決策になるだろう」
名物会長は、今季6得点と活躍するイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラの中盤の司令塔役に猛プッシュしている。ボナベントゥーラは今季序盤にトップ下で起用されたが結果を出せず、4-3-3システムではウイングと中盤を兼務。4-4-2に変更後は不動の左サイドハーフとしてチームを支えている。
1月の移籍市場で資金面の問題から戦力を次々に放出したミランで、2列目のタレントは枯渇気味。ボランチはベルトラッチ、クツカ、モントリーボ、ポーリら選手層に厚みがある一方、ボナベントゥーラと右サイドハーフを務める本田圭佑への依存度が極めて高い。こうした現状にもかかわらず、会長はボナベントゥーラのピッチ中央での司令塔起用を猛プッシュしていた。
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