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バイエルン敗戦に止まらぬ高笑い! クロップが垣間見せた2つの古巣への忘れがたき愛情
垣間見せたマインツ、ドルトムントへの愛情
「他のチームの結果はまだ知らないんだ。だけど、1つだけ報告を聞いたよ。それはね…バイエルンが負けたことさ」
クロップ監督はそうコメントすると、「ガハハハハ」と豪快に笑った。同日に行われたブンデスリーガ第24節バイエルン・ミュンヘン対マインツ戦では首位快走中のバイエルンが1-2で敗戦。今季ホーム初黒星を喫したのと同時に、第24節のリーグ戦を制したドルトムントに勝ち点5差に迫られる結果となっていた。
選手として11年間もの歳月をマインツでプレーしたクロップ氏は、引退した2001年からマインツの指揮官に就任。その後、08年にドルトムントに就任し、リーグ連覇を成し遂げるなど、黄金期を築いた。そして、バイエルンはドルトムント時代に愛弟子のマリオ・ゲッツェ、ロベルト・レバンドフスキを引き抜かれ、弱体化を招いた不倶戴天のライバルだ。共に7年間を過ごした2つの古巣の活躍と仇敵の黒星は、チャーミングな情熱家に大きな喜びをもたらしているようだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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