歴史的大敗のバルサ、現会長の体制刷新&「シャビ監督誕生」を選手は切望と現地紙報道
CL準々決勝でバイエルンに歴史的大敗を喫し、ピケも「変化」の必要性を説く
バルセロナは現地時間14日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝バイエルン戦で2-8の歴史的大惨敗を喫し、チーム崩壊の危機に立たされている。選手側は「シャビ監督」誕生を待つ声が大きくなっていると、スペイン紙「AS」が報じている。
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バイエルンのハイプレッシャーの前にキケ・セティエン監督率いるバルサはなす術なく前半だけで4失点。2ゴールこそ奪ったものの、期限付き移籍中のブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョに後半30分からの約15分で2ゴール1アシストをマークされるおまけ付きで、クラブ史に残る屈辱を味わった。
試合直後、選手たちはこの大惨敗の責任を受け入れるコメントを出している。その一方で、元スペイン代表DFジェラール・ピケが「この屈辱から何かが生まれることを願っている。クラブには変化が必要だ。選手や指導陣だけでなく、もっと構造的な部分で、だ」と語っている通り、選手側からも大きな刷新が必要だと見ているようだ。
その一つが、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長体制を継続するのか否かだ。会長選は2021年夏に行われる予定になっているが、同紙の取材によるとロッカールームである選手が「雰囲気が張り詰めすぎている。変な(新加入選手)契約をしたり、新顔を入れることでは、正しい道になると思わない。リセットしないと」と口にしているようだ。
その思いは大エースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシも同様の模様で、ラジオ局「CADENA COPE」によると今夏に会長選が行われない場合、2021年夏までの契約を延長しない意向ともされる。
そして解任濃厚となっているキケ・セティエン監督の後任について、主力選手からはチームを団結させ得るリーダー役として、次期監督は“シャビの名前しかない”というムードができつつあるという。マウリシオ・ポチェッティーノ氏の就任が本命と言われるなか、バルサ経営陣はファン、そして選手の信頼を取り戻す施策を打ち出せるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)