南野拓実に次ぐ最年少記録 C大阪MF西川潤、J1初得点を生んだ技ありループ弾に注目
18歳176日での得点は今季J1最年少、クラブ史上でも南野にわずか5日及ばない快記録
セレッソ大阪のMF西川潤は、15日のJ1リーグ第10節・柏レイソル戦(3-1)で今季リーグ戦初出場を果たし、試合終了間際に技ありのループシュートでJ1初ゴールを決めた。18歳176日でのゴールは、クラブ史上2番目の若さだという。
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西川は桐光学園高時代の2019年3月にC大阪加入が内定。特別指定選手に登録されると、同月のルヴァンカップで公式戦デビューを飾り、4月にはリーグ戦デビューも果たして計3試合に出場した。
プロとなった2020年は、7月に左大腿四頭筋筋損傷を痛めて“正式デビュー”が遅れていたが、8月5日のルヴァンカップ・グループリーグ第2節浦和レッズ戦(1-0)で今季公式戦初めてピッチに立ち、FW豊川雄太の決勝ゴールを演出する活躍を見せた。
今季リーグ戦では開幕戦後はベンチ外が続いていたが、15日の柏戦で9試合ぶりのベンチ入り。2-0とリードして迎えた後半38分に投入されると、才能の片鱗を見せつける。
同じく途中出場のFW柿谷曜一朗が自陣中央から右サイドにドリブルで持ち出すと、前線へ浮き球のパスを供給。相手最終ラインとGKの間に絶妙なラストパスが飛び、抜け出した西川は相手GKの頭上を抜く技ありのループシュートでネットを揺らし、Jリーグ初ゴールをマークした。
データ分析会社「オプタ」によれば、18歳176日でのゴールは今季のJ1で最年少。また、J1のクラブ史上においてもリバプールの日本代表MF南野拓実(18歳171日/2013年7月6日ジュビロ磐田戦)に次いで2番目の若さだという。
名将ロティーナの下でどのような成長を遂げるのか。稀代のアタッカーへの期待は高まるばかりだ。