盤石となりつつあるイタリアメディアの信頼感 ミラン本田は優秀な「スイッチ役」
称賛を勝ち取った本田
ただし、そこから本田は挽回した。前半20分、中央への縦パスをFWバロテッリが落とすと、本田は左足ダイレクトで最終ラインの裏に絶妙なループパスを供給。走り込んだFWメネズ が、胸トラップから右足を振り抜きゴールへ。本田のアシストによる昨季チーム得点王の復活ゴールで、ミランが1-0と先制に成功した。その後、CKでDFロマニョーリのゴールをアシストするなど、結果を積み上げている。
「シュートミスがあったが、本田は素晴らしい選手に変わりはない。ミランのすべての攻撃は、本田からスタートしていた。カウンターの起点として、スペースを広げる動きが良かった。いいゲームをしていた」
現時点のミランで攻撃の起点となり、絶妙なスイッチ役となっている本田の貢献度は高い。イタリアメディアの信頼感は、盤石なものとなりつつあるようだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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