盤石となりつつあるイタリアメディアの信頼感 ミラン本田は優秀な「スイッチ役」

「本田は発展、向上を続けている」

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、1日のイタリア杯準決勝アレッサンドリア戦で14試合連続の先発出場を果たした。前半7分に決定機を外すも2アシストで挽回し、5-0の勝利と13年ぶりの同杯決勝進出に貢献した。チームの公式戦12試合無敗に貢献する日本人MFの90分間の奮闘をミラン番記者が、攻守の「スイッチ役」と評価している。

「素晴らしいクツカのパスを外してしまった。だが、あのゴールを外したことを非難したくない。本田は発展、向上を続けているところだ。今日はイタリア杯だったので、本田の気持ちや、緊張感も少し緩んでいたかもし れない。3部のアレサンドリアを相手だったので、ミランはともかく決勝に進出することは分かっていた。いつもの集中力がなかったかもしれない」

 地元テレビ局「7ゴールドTV」のパオロ・ヴィンチ記者は、こう語った。本田は前半7分、MFクツカの絶妙なお膳立てでシュートチャンスを迎えたが、無人のゴールに決めることができなかった。ヴィンチ記者は、ピッチ上で奮闘してプレーの質を高めている本田を責めず、3部の格下相手による気の緩みと指摘している。

 

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