バイエルンMFペリシッチ、バルサ戦ゴールで評価上昇 保有元のインテル復帰案が浮上
ペリシッチの活躍を受けて、インテルが来季チーム構想に入れる方針と伊メディア報道
イタリア・セリエAの強豪インテルは、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンに期限付き移籍中のクロアチア代表MFイバン・ペリシッチの活躍を受けて、チーム構想に再度入れる選択へと方針転換する可能性があるようだ。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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ペリシッチは今季、インテルからバイエルンに期限付き移籍。その背景には、今季からインテルを率いるアントニオ・コンテ監督が3バックを導入したことが影響したという。そうしたなかでコンテ監督の許可もあり、バイエルンとの契約がまとまった。
しかし、新型コロナウイルスの影響で財政的な厳しさを抱えるのはドイツ王者も同様で、期限までに買い取りオプションの行使は通告しなかった。一方で、その条項にあった2000万ユーロ(約24億円)よりも安い金額でインテルから獲得できるように交渉する方針だと報じられていた。
そのペリシッチは、現地時間14日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝バルセロナ戦で存在感十分のプレーを披露。チームが8-2と歴史的な大勝を収めて、ペリシッチも1ゴールを決めている。
これを受けてインテルでは、コンテ監督の推し進めるチームにペリシッチを組み込むプランが浮上。それは翻って、売るならば安売りはしないという宣言でもあり、バイエルンにとってはCL準決勝に進出する大きな力となったことで、交渉が難しくなるというジレンマを抱えた形だ。
バイエルンが貴重なサイドアタッカーをどう評価するか。それ次第でインテルとの交渉が進展するか決まることになりそうだ。
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