CL準決勝、15年ぶりに“メッシ&ロナウド不在”決定 「世代交代」の兆しに英注目
2004-05シーズン以来の“両者敗退”がサッカー界の転換期に?
バルセロナは現地時間14日、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝バイエルン・ミュンヘン戦に2-8で敗れ、大会からの敗退が決定した。バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの両選手がCL準決勝に残らないのは2005年以来となり、“世代交代”の兆しに英メディアが注目している。
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今季のCLは新型コロナウイルスの影響で中断していたが、今月に入って再開。ベスト8からはポルトガルでの集中開催、準々決勝と準決勝は従来のホーム&アウェーではなく一発勝負と、例年とは違うフォーマットでの開催となっている。
バルセロナがバイエルンに2-8で衝撃的な敗戦を喫し、世界最高の選手との呼び声高いメッシは今大会から姿を消すこととなった。一方、メッシと長年ライバル関係にあるロナウドの所属するユベントスも、ラウンド16でリヨンに敗れてすでに敗退。メッシはバルセロナで、ロナウドはマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、ユベントスの3クラブで活躍を続け、15年間は常にいずれか、あるいは両選手がベスト4以上に進出していたが、その記録が途絶えることとなった。
英紙「デイリー・メール」は「世代交代? 2005年以来初めて、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドがCL準決勝に進出せず」との見出しで注目。メッシは3回、ロナウドはユナイテッドで1回、レアルで4回の計5回優勝経験があることに触れつつ、次のように“変化”を伝えている。
「メッシが33歳、ロナウドが35歳を迎え、これが世代交代の瞬間となる可能性もある。2004-05シーズン、デビューしたばかりのメッシを擁するバルセロナはラウンド16でチェルシーに敗れ、若かりし日のロナウドはユナイテッドの一員としてACミランに敗れている」
15年間も少なくともいずれかがCL準決勝に勝ち残っていたこと自体が“偉業”とも言えるが、記録が途絶えたことでサッカー界が転換期を迎えているという見方もできるだろう。メッシ、ロナウドの両者が姿を消した今大会を制覇するのは、果たしてどのチームになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)