バルサ監督、歴史的惨敗で解任濃厚 会長と“後任候補”ポチェッティーノが会食と現地報道
バイエルンに2-8で敗れCL8強敗退 今季“無冠”決定でセティエン監督の解任濃厚
バルセロナは現地時間14日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝バイエルン戦での2-8大敗を受けて、キケ・セティエン監督の解任が濃厚となり、後任にマウリシオ・ポチェッティーノ氏の名前が浮上していると、英紙「デイリー・メール」が報じている。
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バルサは2019-20シーズンの開幕をエルネスト・バルベルデ監督の下で迎えたものの、2020年1月のスペイン・スーパーカップ優勝を逃したことにより解任。ベティスなどでポゼッション重視のスタイルを築き上げたセティエン監督の招聘を決めた。
しかし新型コロナウイルス禍による中断などによりチーム力をアップさせることができず、リーガ・エスパニョーラの覇権を宿敵レアル・マドリードに譲ることになった。そして“負ければ無冠”が決まるCLバイエルン戦でゴールネットを次々と揺らされ、衝撃の8失点大敗を喫した。
試合後、元スペイン代表DFジェラール・ピケが「クラブが変わる必要がある」と会長の交代などを要求するなど危機感を露わにし、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長も「我々が決めたいくつかの決断は、今後数日間にわたって実施する。落ち着いてから判断する必要がある」と、変革の必要性があることを明言している。
すでにセティエン監督の解任が濃厚と見られているなかで、英紙「デイリー・メール」では後任として現在フリーのポチェッティーノ氏が就任濃厚だと伝えている。カタルーニャのラジオ局「RAC1」も、2019年11月にトッテナム監督を解任されたポチェッティーノ氏は、すでにバルトメウ会長と今週初めに会食の場を持っていると伝えており、かつて同じバルセロナを本拠地とするエスパニョールを率いた経験もある智将に、立て直しを託すことになりそうだ。