ユベントス、ポグバ獲得へディバラとの“トレード案”浮上 ピルロ新監督が希望と伊紙報道
ディバラは“完全なセンターフォワード”の条件に当てはまらないと判断か
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバとユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが、今夏の移籍市場でトレードされる可能性が浮上している。イタリア紙「トゥットスポルト」が報じた。
同紙によると、ユベントスのアンドレア・ピルロ新監督は13日、クラブのディレクターらと数時間にわたって話し合いを行い、今夏の移籍市場について議論したとのこと。そのなかで、ピルロ監督はかつてチームメートだったポグバを呼び戻すため、ディバラを契約に含めることを検討しているという。
2016年に当時の史上最高額となる移籍金でユナイテッドに復帰を果たしたポグバだが、負傷などの影響で満足のいくキャリアを送れず、昨夏には移籍希望を公にしていた。ところが今季、新型コロナウイルスによる中断期間後は出色のパフォーマンスを見せ、来季に向けてチームの中核を担う一人になると見られている。
一方のディバラは今季、セリエAでMVPに輝いたが、ピルロ監督が求める“完全なセンターフォワード”の条件に当てはまらないという。そのため、ディバラをトレード要員としてポグバの復帰を希望しているほか、英紙「デイリー・メール」によるとアタランタのコロンビア代表FWドゥバン・サパタ、ウォルバーハンプトンのメキシコ代表FWラウール・ヒメネス、ローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコら新たなストライカーの獲得も検討中と報じられている。
今季のユナイテッドはリーグ後半戦の巻き返しもあり、3位で来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。残留を選んでも世界最高峰の舞台での戦いには臨めるが、ポグバとピルロ監督の再タッグは実現するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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