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“韓国のメッシ”、STVV元監督からの冷遇を告白 「僕を潰したがっているように見えた」
イ・スンウがベルギー紙でブライス元監督からの冷遇を明かす
ベルギー1部シント=トロイデン(STVV)の韓国代表FWイ・スンウが、現地紙「Het Belang van Limburg」の取材に応じ、そのなかで昨年11月に解任されたマーク・ブライス元監督から冷遇されていたことを明かしている。
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バルセロナの下部組織出身で“韓国のメッシ”との異名を持つイ・スンウは、イタリアのヴェローナで2シーズンを過ごした後の昨年8月に、移籍金120万ユーロ(約1億5000万円)でシント=トロイデンに完全移籍で加入。背番号10を託されるなど期待の新戦力として注目を集めたが、ブライス元監督が指揮を執っていた11月末まではリーグ戦で全く起用されていなかった。
この出場機会に恵まれていなかった時期に、トップチームではなくサテライトチーム(U-23)の試合に帯同していたイ・スンウは、「ブライスから試合の前か後に、さらに10kmを走るように命じられていた。まるで僕を潰したがっているように見えた」と、元監督から過酷な追加メニューを課されていたことを告白。「でも、その試みは成功しなかったよ。僕は常に努力を続けていたからね」とその状況を乗り越えたことを強調した。だが当時は毎週ベンチ外を告げられるなど、指揮官からの信頼を得られていなかったことを認めている。
そのため、今シーズン開幕前にケビン・マスカット氏が新監督に就任したことを、イ・スンウは前向きに捉えているようだ。新監督について「選手全員のことをリスペクトしてくれている」と語る同選手は、「みんなが彼の働き方に満足しているし、僕らは昨シーズンよりもずっとチームとしてまとまっている」と、監督交代によってチーム内の空気が一新されたことを強調している。
この流れに乗って、イ・スンウが昨シーズンからの巻き返しを果たせるかどうかは、FW鈴木優磨やFW中村敬斗ら日本人5選手の活躍とともに、今後注目が集まりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)