室屋成は「極上の価値をもたらしてくれる」 加入決定のハノーファーSDが絶賛
ハノーファー、FC東京からDF室屋を3年契約で獲得と発表
ブンデスリーガ2部ハノーファーが、FC東京の日本代表DF室屋成の獲得を発表した。同クラブのスポーツディレクター(SD)を務めるゲルハルト・ツーバー氏は「極上の価値をもたらしてくれる」と絶賛している。
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現在26歳の室屋は、明治大に在学中の2016年にFC東京へ加入。翌シーズンからレギュラーに定着し、プロ4年目の昨季は最後まで優勝争いを繰り広げたチームで不動の右サイドバックとして君臨した。日本代表としても10試合出場の実績を持つ。
もともと海外志向の強かった室屋だが、ついに欧州移籍が決定した。ハノーファーが「東京からハノーファーへ:日本代表選手のセイ・ムロヤがチームの一員に」と室屋獲得のオフィシャルリリースを出し、そのなかで3年契約と判明。15日のJ1第10節名古屋グランパス戦を最後に、ドイツに渡ることになるという。
リリースではツーバー氏のコメントも紹介されており、次のように室屋の獲得を喜ぶものとなっている。
「セイ・ムロヤは技術的に高いレベルにあり、素早く、両足を使えて、良いクロスを上げるサイドバックだ。素晴らしいメンタリティーを持っており、非常に力強い。さらに、左右どちらのサイドバックとしてもプレーできる。彼は我々のスカッドに極上の価値をもたらしてくれる」
かつて日本代表DF酒井宏樹(現マルセイユ)もプレーしたハノーファーで、欧州での第一歩を踏み出すことになった室屋。新たな挑戦の行方に注目したい。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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