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伊杯準決勝ユーベ戦でPK成功のインテル長友に異例の評価 「多くの人が驚きとともに首を振ったが…」
120分間でユーベを完封し、6・5点の及第点ゲット
「長友、6.5点。彼がPKスポットに向かうのを見た時、多くの人が驚きと共に首を振った。しかし、それに反してこの日本人はゴールにボールを収めた。試合でも良いプレーだった」
120分間の戦いは「良いプレーだった」の一言で総括され、PK戦がフォーカスされた。キック精度に課題があるとイタリアメディアで指摘され続けてきた長友であり、120分を走り切ったサイドバックが4人目のキッカーとして登場するのも意外だったのかもしれない。しかし、長友は左側から斜めに助走を取ると、ユベントスGKネトをキッカーから見て右に飛ばせ、左サイドにグラウンダーで冷静に決めている。
結局、長友の次のキッカーとして登場したユベントス5人目のDFレオナルド・ボヌッチが決めてインテルはPK戦3-5で敗戦し、セカンドレグでの奇跡の逆転劇には一歩及ばなかった。しかし、PK戦までを戦い抜き、極限の重圧のかかる4人目のキッカー役を務めあげた長友は、一定の評価を得たと言えるようだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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