PSGが後半45分から劇的2ゴール! アタランタに2-1逆転勝利、25年ぶりCL4強進出
敗色濃厚のなかで起死回生の2発、悲願のCL初制覇に前進
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は現地時間12日、ポルトガルのリスボンで準々決勝1試合が行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)が試合終了間際の2ゴールで2-1と劇的な逆転勝利を収めて、ベスト4進出を果たした。
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新型コロナウイルスの影響により、ベスト8からはポルトガルでの集中開催となり、通常は準決勝までホーム&アウェー方式で行われるところが、異例の“一発勝負”となった今大会。波乱も予想されるなか、CL初出場で8強に進出し今季セリエAでも3位に躍進したアタランタと、フランス国内“三冠”を達成し悲願のCL初出場を目指すPSGが激突した。
PSGは7月24日に行われたクープ・ドゥ・フランス決勝で右足を負傷したFWキリアン・ムバッペがベンチ入り。勝負どころでの起用も予想されるなか、序盤からPSGがFWネイマールを中心にボールを保持してゲームを展開していく。
そのなかで先にスコアを動かしたのはアタランタだった。前半26分、敵陣でのリスタートからパスをつなぎ人数をかけて一気に攻め込むと、相手DFともつれながらFWドゥバン・サパタが横に流したボールをフリーで走り込んだMFマリオ・パシャリッチが左足で合わせて先制した。
追う展開となったPSGは、その後もネイマールを中心に攻撃を仕掛けていく。失点直後の同28分には、ネイマールが股抜き突破からの巧みなドリブルで右足を振り抜くもシュートはゴール左へ。さらに同42分には相手GKへのバックパスミスに反応したネイマールが決定機を迎えたが、シュートを枠外に大きく外した。
後半もPSGが主導権を握るなか、同13分にはアタランタがFKからDFベラト・ジムシティが決定的なシーンを迎えたが、左足のボレーシュートは枠をとらえきれず。直後の同15分、PSGのトーマス・トゥヘル監督は負傷明けのムバッペを投入した。
万全の状態ではないものの、ムバッペが入ったことで攻撃が活性化する。同32分にはネイマール、同35分にはムバッペが相手ゴールに迫ったがどうしてもアタランタゴールをこじ開けられない。
危機的状況を迎えたなか、同45分に起死回生の一撃が生まれる。右サイドから仕掛けたエリック・マキシム・シュポ=モティングが左足クロスを送ると、ネイマールが折り返したボールがこぼれ球となり、DFマルキーニョスが反応。シュートは相手に当たりながらネットに吸い込まれた。
さらに同アディショナルタイム3分、カウンターからネイマールが左サイドを仕掛けてチャンスメイク。一度クリアされるもこぼれ球を拾ったPSGがさらに攻撃を仕掛けて、最後はムバッペのクロスをシュポ=モティングが滑り込んで決めた。
終盤に劇的な展開で逆転したPSGが2-1と勝利。1994-95シーズン以来、25年ぶりとなるベスト4進出を果たした。
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