激怒の元ロシア代表主将が主審にパンチ&キック 前代未聞の暴行に波紋「残忍な攻撃」

かつてロシア代表のキャプテンを務めたMFロマン・シロコフ【写真:Getty Images】
かつてロシア代表のキャプテンを務めたMFロマン・シロコフ【写真:Getty Images】

ロシア代表として活躍したMFシロコフが主審を攻撃、映像が拡散し海外メディアも糾弾

 かつてロシア代表のキャプテンを務めたMFロマン・シロコフが、10日のアマチュアトーナメントで主審を殴り、蹴りつけるという衝撃の暴行を働いて話題を呼んでいる。その瞬間を捉えた映像が拡散しており、海外メディアは「残忍な攻撃」と糾弾している。

 シロコフはロシア代表として57試合14ゴールのキャリアを誇り、代表キャプテンも務めた。2016年のEUROを最後にプロとしての現役生活から退いていたなか、アマチュアリーグで驚くべき事件を起こした。

 10日の試合に出場したシロコフが自陣エリア内でファウルし、相手にPKを献上。さらにニキータ・ダンチェンコ主審が近寄ってカードを提示しようとした瞬間、シロコフが激怒して主審の顔面をパンチすると、倒れた相手に対して追撃のキックをお見舞いするという前代未聞の暴行を働いている。

 英紙「デイリー・ミラー」は「目撃者は、『赤いもの(レッドカード)を見せたら、拳をお見舞いする』と脅迫していたと主張している」と伝えた。試合は中断され、暴行を受けた主審はすぐさまスタッフによって運ばれ、救急車が呼ばれたという。記事ではシロコフの行為を「残忍な攻撃」と断罪している。

 殴る蹴るの暴行で主審を病院送りにした元ロシア代表キャプテンの行為は各国メディアから批判されており、波紋はさらに広がりそうだ。

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