伊紙が2アシストのミラン本田に及第点もシュートミスは酷評 「伝説の珍プレー番組級」

決定機を外す凡ミスも先制アシストで挽回

 ACミランの日本代表FW本田圭佑がホームで行われた2日のイタリア杯準決勝アレッサンドリアとの第2戦で、2アシストを決める活躍で5-0の勝利に貢献した。イタリア地元紙は本田に及第点を与える一方で、前半7分のシュートミスには「伝説の珍プレー番組級」と苦言を呈している。

 「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は、本田に6点を与えている。寸評では前半7分のシュートミスが特筆されている。

「”マイ・ディーレ・ゴール”なら『これなら僕にも決められるのに』のコーナー行きだ。前半7分に決定機を無駄にした。その後、メネズの先制点をアシスト。そして、2ゴール目も少しアシストした」

 “マイ・ディーレ・ゴール”とは、地元テレビ局「イタリア1」で1990年から2001年まで放送されていたサッカー番組。お笑いの要素を多分に含み、セリエAの珍プレーを紹介していた。

 MFクツカが突進し、相手GKが反応した際、本田にラストパスを送った。本田は無人のゴールに決めればいいだけの絶好機だったが、シュートは枠の上を越えた。このミスは、かつての人気コーナー行きにふさわしい珍プレーだったと指摘されている。その後、アシストで大勝に貢献したことで、評価を戻している。

 

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