「内容どうこうではなく勝たなければ…」 なでしこ悲劇ドローに宮間主将が悔しさ露わ

五輪予選第2戦、日韓戦は終了間際に追いつかれ1-1

 キャプテンの顔に、当然笑顔はなかった。なでしこジャパンは2日、リオデジャネイロ五輪最終予選第2戦で韓国と対戦したが、1-1の引き分けに終わった。主将を務めるMF宮間あやは「内容どうこうではなく勝たなければ意味がない」と、悲痛な表情を浮かべた。

 日本は29日の初戦、オーストラリアに1-3で敗れ、最終予選で出だしからつまずく格好となった。中1日で迎える韓国との一戦では、敗戦のショックを払拭すべくスタメン6人を入れ替える荒療治も敢行して臨んだ。

 後半25分に与えたPKのピンチをGK福元美穂(INAC)のスーパーセーブでしのいで迎えた同39分、途中出場のFW岩渕真奈(バイエルン)がMF川澄奈穂美の右クロスに頭で合わせて先制。待望の初勝利が近づいたと思った矢先の3分後、チームを一度は救った福元とDF熊谷紗希の連係ミスから痛恨の失点を許して、1-1で試合を終えた。

「勝たなければいけない試合だった。残念です」

 宮間は言葉少なに、試合をこう振り返った。

 

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