U-23日本代表GK山口瑠伊、スペイン3部レクレアティーボ・ウェルバ移籍 「素晴らしいGK」と絶賛

U-23日本代表GK山口瑠伊がスペイン3部のレクレアティーボ・ウェルバへ移籍【写真:Getty Images】
U-23日本代表GK山口瑠伊がスペイン3部のレクレアティーボ・ウェルバへ移籍【写真:Getty Images】

昨季2部でリーグ戦デビュー、フル稼働が期待される新天地への移籍を決意

 スペイン2部エストレマドゥーラに所属していた東京五輪世代のGK山口瑠伊が、同国3部レクレアティーボ・ウェルバへ移籍したことが12日に発表された。クラブは「素晴らしいポテンシャルを秘めた若きGK」と絶賛している。

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 山口はフランス人の父と日本人の母を持ち、ビジャレアルへの期限付き移籍が決まった日本代表MF久保建英らとともに、来年の東京五輪代表入りが期待される22歳の逸材GKだ。FC東京U-18を経て、フランスのロリアンU-17とU-19でプレーし、2017年6月にスペイン4部エストレマドゥーラBへ移籍した。

 スペインで研鑽を積み、昨季から2部で戦うエストレマドゥーラのトップチームへ昇格。19年11月のジローナFC戦で念願のリーグデビューを飾るなど成長を見せていた。

 レクレアティーボ・ウェルバの公式サイトは「レクレアティーボ・ウェルバと山口瑠伊は合意に達した。これにより、日仏ハーフのゴールキーパーは20-21シーズンを戦うことになる」と発表し、これまでのキャリアにも触れている。

「山口は1998年にフランスのラ・ガレンヌ=コロンブで生まれ、父と母を通じてそれぞれフランスと日本の国籍を持っている。スペインへの上陸は、17-18シーズンのエストレマドゥーラで、フランスのロリアンから加入し、昨季まで所属していた」

 さらにフル稼働が期待される山口に期待を寄せ、「U-23日本代表である山口は素晴らしいポテンシャルを秘めた若きGKで、ヌエボ・コロンビーノ(本拠地)のゴールを守るために戦う。ようこそ、瑠伊!」と紹介していた。

 スペインでの新たなチャレンジを決意した山口。東京五輪でさらに成長した姿が見られるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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