ピルロ新監督就任は「リスクが多すぎる」 “未経験者”の抜擢の不安要素を現地メディア指摘
選手として実力は申し分ないが、監督としての手腕は不透明
ピルロはACミラン時代に中盤の底からゲームメークする“レジスタ”としてのポジションを確立し、2006年のドイツ・ワールドカップではイタリア代表の優勝における原動力になった。その後、ユベントスでは9連覇の初年度から4シーズンプレーし、その後にアメリカでのプレーを経て現役引退。熟練の技術を生かしたプレーには“マエストロ”の称号も与えられた。そうした意味で、世界的な名選手だったことに疑いの余地はない。
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一方で、ピルロが名監督であるか否かは別問題でもある。そして「もし、アンドレア・アニェッリ(ユベントスの会長)の目があまりにも正しくピルロがいきなり成功したならば、それは神話の域に達する」と、未経験の監督が最初から成功することの難しさを説いた。
サッリ監督は今季、ユベントスのリーグ連覇を「9」に伸ばしてCLの決勝トーナメント進出も果たしながら解任された。普通のクラブではありえないハードルの高さに初年度から挑むことになるピルロ氏は、ユベントスをどう変えるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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