衝撃6失点で完敗の浦和、選手と監督が猛省 「いつもと違っていた」部分とは?
大槻監督が指摘 「コントロールを失ったままゲームが90分終わってしまった」
大槻監督はこのゲームを「コントロールを失ったままゲームが90分終わってしまった。ハーフタイムに入る前に、そういう反骨心のようなものを表現しないといけなかった。後ろのバランスを取ろうとしたが、局面の戦いで敗れて押し込まれる、ロングボール1本で前線に収まるものが多くてというところだった」と振り返った。
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夏場の過密日程でリーグ戦が進んでいるのは事実だが、最も勝敗に直結するゴール前のところで強度と集中力を発揮できなければ、どんな戦術も機能しないだろう。浦和にとっては2008年のリーグ最終節で横浜F・マリノスに1-6で敗れて以来の6失点で、5失点でも公式戦では15年のヤマザキナビスコカップ(当時)のアルビレックス新潟戦、リーグ戦では13年の最終節セレッソ大阪戦以来と、近年まれにみる大量失点だった。
浦和はこの試合後の2日間をオフとして、来週末のリーグ戦に向けての準備を進める。大槻監督は「2日間しっかりと休息を取りたい。ゲームをしっかりと見直して、どういう言葉をかけるか考えたい」と話した。この大敗の後にどのようなリアクションを見せられるかどうか、浦和にとってシーズンの中でも正念場だと言えるだろう。