ジダンとペップ、CL直後の“2人きりの密談”に海外注目「アイデア交換の時間を…」
マンCがレアルを撃破しCLベスト8進出 試合後の両指揮官のやりとりが話題に
マンチェスター・シティは現地時間7日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16第2戦でレアル・マドリードと対戦し、2-1で勝利。合計スコア4-2でベスト8進出を果たした。試合後、タッチライン際でジョゼップ・グアルディオラ監督とジネディーヌ・ジダン監督による2人きりの密談に海外メディアが注目している。
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今季プレミアリーグ3連覇を逃したシティはエースのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロを手術明けで欠いているが、CLでは敵地で行われた第1戦を2-1で勝利し、有利な状況で第2戦をホームに迎えた。悲願の欧州制覇に向け、徹底的な“レアル対策”を施してきたシティは前半9分、高い位置でボールを奪ったカウンターからイングランド代表MFラヒーム・スターリングが先制点を奪う。
最終ラインでポゼッションを高めるレアルに対し、シティのアタッカー陣がパスコースを切りながら追走する連動的なハイプレスを見せ、次々とチャンスを生み出していく。前半28分に同点とされるも、後半23分にロングボールの処理を相手DFラファエル・ヴァランが誤り、ゴール目前でブラジル代表FWガブリエル・ジェズスが拾って勝ち越しゴールを奪った。
合計スコア4-2でレアルを撃破したシティはベスト8でリヨンとの対戦が決定しているが、海外メディアは試合後にペップとジダン監督が誰もいなくなったガラ空きのスタジアムで、2人きりでやりとりしている姿に注目している。アメリカのスペイン語番組「TUDN」は公式インスタグラムで「試合後、両指揮官がアイデアを交換する時間を設けた。天才たち!」と文章を添え、そのワンシーンを動画で後悔している。
アルゼンチンメディア「Ole」は「ペップはジダンに何を話した?」と見出しを打ち、「試合後、タッチライン際で会話する2人の監督の写真と動画が拡散されるのに時間は掛からなかった」と取り上げており、会話内容についてはペップが記者会見で「リーグ優勝を祝い、家族のことについてなど話していた」と記者会見で明かしたことを伝えている。
ジダン監督とペップは年齢もわずか1歳差で両者ともに世界的名手として名を馳せた。当時はペップのバルセロナ退団とジダン監督のレアル加入が入れ違えとなったため、“エル・クラシコ”での直接対決は実現しなかったが、名選手となり、名監督として活躍する2人の試合後の交流は貴重なワンシーンとなったに違いない。