縁の深い敏腕代理人が黒幕!? ピオリ続投のミランに英代表FWリンガード獲得が浮上
イブラヒモビッチの代理人も務めるライオラ氏がリンガードの獲得をミランに持ち掛けか
セリエAの名門ACミランは、今季の途中就任から立て直したステファノ・ピオリ監督と契約延長した。そして、来季に向けてマンチェスター・ユナイテッドからイングランド代表FWジェシー・リンガードの獲得が浮上しているという。そこには、ミランと縁の深い剛腕代理人の存在があるとイタリア紙「トゥット・スポルト」が報じている。
ミランはドイツの知将ラルフ・ラングニック氏の招聘に動くという報道もあったなかで、ピオリ監督との契約延長を決断。それにより、来季に向けた補強はやや遅れているとされる。
ピオリ監督には“4つの援軍”が必要とされ、1~3はすべて現有戦力の引き留め。元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ、トルコ代表MFハカン・チャルハノールがその対象となっている。
そして、4つ目にはユナイテッドからリンガードを獲得するプランが浮上しているという。その陰には、リンガードが契約した新たな代理人ミノ・ライオラ氏の存在がある。ライオラ氏はイブラヒモビッチとドンナルンマの代理人も務め、イタリアサッカー界だけでなく欧州でも剛腕代理人として知られる。ミランが獲得を強く望んだというよりは、ライオラ氏から持ち掛けられた話だという。
リンガードはユナイテッドとの契約が2021年夏で切れるため、移籍する場合は今オフが最も可能性の高いタイミングで、移籍金は1500万ユーロ(約18億円)が相場のようだ。
ミランとライオラ氏は時にシビアな交渉を繰り広げるものの、決して関係は悪くない。名門復活を狙うミランは、剛腕代理人との利害合致でリンガード獲得に動くことになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)