元ポルトガル代表FWナニ、「アンリアルな一撃」にファン感嘆 「文字通り完璧」
「MLS is backトーナメント」準決勝ミネソタ戦で7分間に2ゴールを挙げる大活躍
米MLS(メジャーリーグサッカー)オーランド・シティSCの元ポルトガル代表FWナニは、現地時間6日に行われた「MLS is backトーナメント」準決勝で2得点を挙げ、チームの決勝進出に貢献した。技ありのゴールに称賛が相次いでいる。
MLSは新型コロナウイルスの感染拡大で中断されたシーズンの代わりに、「MLS is backトーナメント」と題した短期大会を開催。26チームを1カ所に集め、グループステージとノックアウトステージが行われてきた。
オーランド・シティは準決勝でミネソタ・ユナイテッドFCと対戦。前半36分にナニが早速魅せた。最終ラインからの超ロングフィードに反応し、敵陣ペナルティーエリア左手前で技ありトラップを披露。絶妙な場所に落とすと、そのままマーカーと競り合いながら持ち込み、相手GKの脇下を抜くグラウンダーのシュートで先制のネットを揺らした。
その6分後には、再びペナルティーエリア左手前でボールを持つと、今度はフェイントから右足を一閃。完璧にコントロールされた一撃は右ポストをかすめてゴールに吸い込まれた。
7分間で2ゴールの荒稼ぎに、MLS公式ツイッターは「なんてゴールだ」「ナニのファーストタッチ」「ナニからアンリアル(な一撃)」と立て続けに賛辞の言葉を投稿。ファンからも驚きの声が上がっている。
「文字通り完璧」
「60ヤード(約55メートル)走ってコントロールだと?」
「まるで魔法だ」
「2ゴール目も美しい」
「超一流」
かつて名門マンチェスター・ユナイテッドでプレーし、ポルトガル代表でもFWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)らと長年にわたって共闘したナニ。活躍の場は欧州5大リーグではないが、その実力はいまだ衰えていないようだ。
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