FC東京が城福体制2期目の初勝利 ベトナムの伏兵に先制許すも後半3ゴールで逆転
相手GKの“珍プレー”もありラッキーな逆転
このまま悪い流れになるかと思われたFC東京だが、ラッキーな形で勝ち越し点を奪う。PKから3分後の同23分、右CKキッカーを務めた小川のクロスに対してニアサイドでパンチングを試みたGKチュオンが目測を誤って空振り。ボールは顔面に当たってゴールネットへと吸い込まれ、オウンゴール。FC東京は2-1と逆転に成功した。そして、この“一撃”で相手守護神は交代の憂き目にあった。
同37分にはセットプレーから相手にヘディングで合わせられるピンチを迎えたが、秋元が落ち着いてセーブして事なきを得た。そして同39分には再び小川の右CKを途中出場の元日本代表FW前田遼一がヘディングで決めて、3-1と試合を決定づけた。先制を許しビッグチャンスを逃し続ける拙い試合運びだったものの、それでも後半に得点を重ねて貴重な勝ち点3を手に入れた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images