PSGの17歳“神童”MF、トップチームデビューに海外注目 「キャリアの始まりに過ぎないが…」
MFシャビ・シモンズ、6日の練習試合に途中出場して注目を浴びる
フランス1部パリ・サンジェルマンの下部組織に所属するU-17オランダ代表MFシャビ・シモンズが、現地時間6日の練習試合で“トップデビュー”を果たした。公式戦ではないとはいえ、“神童”と期待される17歳のステップアップに欧州各国のメディアも注目している。
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2003年生まれのシャビ・シモンズは、7歳で名門バルセロナの下部組織に加入。そこで9年間を過ごしたが、昨夏にPSG移籍を決断した。当時から飛び抜けた才能を期待されていたことに加え、移籍後の年俸が51万6000ユーロ(約6400万円)と発覚して話題となった。
移籍後はPSGの下部組織で研鑽を積んでいたシャビ・シモンズだが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)再開に向けて準備を進めるトップチームに合流。現地時間6日に行われた練習試合ソショー戦では、後半29分から途中出場し、トップチームでのデビューを果たしたという。シャビ・シモンズは自身の公式インスタグラムでも「夢は叶う」と試合での写真とともに投稿しており、練習試合とはいえ大きな一歩となったことは間違いない。
母国オランダ紙「AD」は「17歳のシャビ・シモンズがPSGでデビュー:夢は叶う」と本人の投稿を引用して大きく報道。記事ではバルセロナの下部組織を離れてPSGに加入した経緯などを説明しつつ、今回のソショー戦ではブラジル代表FWネイマール、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアらが不在で、フランス代表FWキリアン・ムバッペも負傷欠場していたことにも触れられている。
また、英メディア「スポーツ・バイブル」も“神童”のデビュー戦に注目。「大きく羽ばたこうとしているシモンズにとってキャリアの始まりに過ぎないが、すでにファンは最新のパフォーマンスに興奮している」として、インスタグラムで250万フォロワーを超えるシャビ・シモンズへの期待がさらに高まっていることを伝えている。
まだプロとしての実績は皆無にもかかわらず、練習試合の“デビュー”によって大きな反響を生み出しているシャビ・シモンズ。もし来季に公式戦デビューを果たすこととなれば、想像を絶する“フィーバー”が発生することになるかもしれない。